借金返済のチャンス?ボーナスを利用することのメリット

借金返済のチャンス?ボーナスを利用することのメリット

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2018.09.11

ボーナス払いのメリット

金利支払い分を節約できる

借金の返済は毎月計画的にコツコツと一定の額を返済し続けていくことが王道と言われていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

例えば、多額のボーナスが入った場合、まとまった金額を借金の返済にまわすことは悪いことなのでしょうか。結論から言えば、ボーナスを借金返済に充当することは多くのメリットがあり、強くおすすめしたい方法です。

最大のメリットは金利支払い分の節約です。まとまった金額を一気に返済することによって、元金も減り、金利として支払う金額も大幅に減額することにつながります。毎月支払っていく金額が金利によって減ることで返済に対するモチベーションも高くなり、借金完済というゴールも一気に近付いてくることになるのです。

精神的余裕が生まれる

ボーナスによって借金を返済することの第二のメリットとして挙げられるのは、精神的な余裕が生まれるということです。借り入れ金残高が目に見えて減ることによって、返済に対するモチベーションも一気に高まりそれまでの苦労も一気に吹き飛ぶもの。

数ヶ月分、場合によっては数年分という金額を返済することで、借金を完済できるという自信を持つことにもつながります。また、ボーナスを借金返済に回すことが定常的になると、借金を完済した後もボーナスを貯金に回すことが容易にできるようになります。借金完済は決してゴールではなく、新たな人生のスタートであるということを忘れないようにしましょう。

現金の使いすぎを抑制できる

ボーナスの支給によってまとまった現金が手元にあると、つい不要なものまで買ってしまう人も多いはず。借金は計画的な返済が一番と考えがちですが、多額の現金が舞い込んできたことによって無駄遣いをするくらいなら、その分を借金の返済に回して自由に使えるお金を自ら制限してしまうというのも有効な方法です。

あえて現金を使えない環境にしてしまうということもボーナス返済による大きなメリットです。

借金返済で注意したいポイント

ボーナス返済を前提として借金をしない

ボーナスは企業の業績によって大きく左右されるものです。たとえ今回のボーナス支給額が良かったとしても、来季以降のボーナスが今回と同額かそれ以上支給されるとは限りません。

「今回は◯ヶ月分のボーナスが支給されたから、あと◯回のボーナス返済で借金を完済できる」といった考えは非常に危険です。あくまでもボーナスは臨時収入と考え、毎月の借金返済はこれまで通り淡々とこなしていきましょう。

借金返済は一定のリズムが狂い出すと毎月それが癖のようになってしまい、ズルズルと元金が減らないまま継続していきがちです。

クレジットカードの使いすぎにも注意する

現金が手元にないときに便利なのがクレジットカード。ボーナス返済によって精神的余裕が生まれたとき、「これくらい大丈夫」と軽く考え、クレジットカードを使いすぎてしまうことがあります。

クレジットカードは現金のように目に見えて減るものではないため、現在どの程度使っているのかが分かりづらいもの。まだまだ余裕があると思っていたら、いつの間にか限度額に届いてしまっていたということも多いため注意が必要です。

ボーナス返済をしても毎月の一定の返済リズムは崩さない

ボーナス返済は金利分の返済を軽減したり、精神的余裕も生まれる効果的な方法です。だからこそ、これまで継続してきた返済のリズムを一定に保ち続ける必要があります。

借金返済は一度リズムが狂い出すとそれが毎月連鎖のように起こり、なかなか元のペースに戻すために苦労するものです。無駄なものは買わない、新たにローンは組まない、クレジットカードの使いすぎにも注意するなど、一層気を引き締めていく必要があります。

一日でも早く借金を完済するためにも、ボーナスをうまく活用しつつも計画的な返済を心がけていきましょう。今回ご紹介してきた内容を、あなたの借金返済の計画の参考にしてみてください。

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